膀胱と尿の病に関する情報サイト

膀胱の役割

膀胱は、腎臓から送られてくる尿を一時的に溜める袋状の器官です。体の中の排泄物を外に出す重要な役割をしています。
これは肝臓から送られてくる水分を一時膀胱に留め、ある程度溜まったら尿管を通して外に出る仕組みになっています。
膀胱の位置は、体のお腹の下のあたり、へその下位に位置しています。両側にある肝臓から真ん中の膀胱に尿管を通っています。尿をする際には、膀胱から尿道をつたって排尿するわけですが、普段はこの部分は自らの筋肉をコントロールによって排出を決定します。

この膀胱が尿を溜めておける量は、平均で300〜600ミリリットルとも言われていますが、人によりけりで、1リットルを溜めておく事ができる人もいます。しかし、実際に最大まで尿を溜め込む前に、体が反応してしまうので、容量の4/5になると脳から信号が来て、排尿となります。


水風船と同じで、しぼんでいるときは、膀胱は皮が厚いのですが、尿がたまって、袋が大きくなると、実際には3ミリ位になってしまい、あんまりに我慢をしていると破裂するという現象も起きてしまいます。
そして、膀胱は体の調子を表してくれる大事な器官です。

膀胱に異常を来たすと、体の中に不純物が溜まる結果になるので、顔がだんだん浅黒くなってきたりするサインがでます。

 

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急性膀胱炎

一般に、膀胱炎といえば急性膀胱炎のことを指します。急性膀胱炎とは、細菌が原因で起こる膀胱炎です。基礎疾患のない単純性がほとんどです。女性は尿道が短いことや、肛門や腟が尿道から近いため不潔になりやすく細菌が侵入しやすいため、とくに女性に起こりやすい病気といわれています。
急性膀胱炎のほとんどは、細菌感染が原因によるものです。肛門や膣などの細菌は尿道を通り、膀胱内に侵入してきます。普通の健康な状態では、身体の抵抗力があり、排尿により膀胱内に入った細菌は外に排出されるので、膀胱内に細菌が入ったからといって、必ず膀胱炎になるわけではありません。ストレスや過労による疲れや、風邪、無理なダイエットなどでの体力消耗、尿意があるのにトイレを我慢する、体の冷えなどにより、抵抗力が落ち、細菌が繁殖・感染することで起こります。
細菌感染により炎症を起こした膀胱は、膀胱炎の症状を出してきます。排尿の回数は、正常では、昼間に4〜5回、夜に1回程度ですが、急性膀胱炎になると、1日に10回以上トイレに行きたくなるといった、頻尿の状態になります。また、排尿時の痛み、排尿後や終える時に、ひどい痛みが起こります。残尿感や、下腹部痛、尿が白く濁ったり、血尿が出たりします。発熱はしても微熱程度で、高熱にはなりません。高熱が出た場合、腎盂腎炎などの病気が疑われます。

 

慢性膀胱炎

急性膀胱炎は、つよい症状が現れるのに対し、慢性膀胱炎は、症状は軽く、治療に時間がかかります。初めから慢性的な症状の場合と、急性から慢性になってしまう場合があります。また、慢性膀胱炎の場合、基礎疾患がある慢性複雑性膀胱炎というものがあります。
慢性複雑性膀胱炎は、何らかの基礎疾患が原因となり、細菌が膀胱内に侵入・繁殖し、膀胱粘膜に炎症を起こすことです。症状は、急性膀胱炎とほとんど同じですが、症状は軽く、自覚症状がない場合もあります。トイレの回数が多い頻尿や、排尿時の軽い痛み、排尿してもすっきりせず、残尿感があるなどの症状が現れます。原因となる基礎疾患には、前立腺肥大症や膀胱結石、尿路結石、糖尿病、腫瘍などがあげられます。例えば、膀胱結石である場合、膀胱内に結石があり、結石には細菌がいるため、膀胱内の細菌の繁殖・感染が長く続きます。
急性膀胱炎の場合は、1〜2週間で症状は改善しますが、慢性膀胱炎の治療は、長期的になります。しかし、基礎疾患がある場合、大元の原因である基礎疾患の治療を行わないと、根本的な治療にはなりません。急性膀胱炎を発症した人が、発症、治療を繰り返していると、急性膀胱炎を繰り返しているうちに、慢性的に変わってくることもありますので、1回 1回しっかりと治療していくことが大切です。